スウェーデンで写真展・講演をしてきました
2014年のヨーロッパ文化都市に選ばれたスウェーデンの町ウメオで開催されたアートフェスティバル、Survival Kit. そこに、福島からの被災猫、キティ(現在は福ちゃん)のメッセージを届けに行ってきました。写真絵本「いつか帰りたい ぼくのふるさと」からの写真を展示し、講演会もしましたが、わざわざフィンランドから足を運んでくれた人もいて、関心の高さを感じました。
日本では早くも風化しつつある原発事故のことを、ヨーロッパの人たちは忘れていません。原発事故で失われるものの大きさをあらためて噛みしめ、二度とこんなことが起きないようにするために、私たちも自分たちの生活を変えていくべきではないか。みんなでそのことを考える大切な機会となりました。
Survival Kit のリーフレットを読む(?)福ちゃん
「いつか帰りたい ぼくのふるさと」原画展のお知らせ
写真絵本「いつか帰りたい ぼくのふるさと」の原画展を、以下のように開催しています:
期間:8月27日(火)から10月14日(月)まで
場所:横浜都市発展記念館
http://www.tohatsu.city.yokohama.jp
9月22日(日)には、14:30 からギャラリートークをおこないます。
皆さんもご存知のとおり、福島の人びとの苦難は、その後もずっと続いています。
原発事故はいまも収束にはほど遠く、自分の家に帰れない人が15万人もいます。
この機会にもう一度、どうぞキティと家族の想いに目をむけ、耳をかたむけてください。
「知ること」「わすれないこと」
すべてはそこから始まると思います。
講演会のお知らせ
前回の更新からすっかりご無沙汰してしまいました。
季節はめぐり、すでに猛暑の毎日。
福島からの被災猫「福ちゃん」(キティ)もうだっています。
さて、今回は8月に予定されている講演会のお知らせです:
練馬区の「ちひろ美術館」で、「ともに生きるということ」と題した講演をすることになりました。
2013年8月10日(土) 15:00~16:30
会 場 ちひろ美術館・東京 図書室
参加費 1000円(入館料別、高校生以下は入館料無料)
ご都合がつけば、ぜひお運びください。
ご無沙汰している方々にお会いできたら嬉しいです。