このたび、過去30年の取材の集大成の1冊を上梓しました。
教育、医療、福祉、刑務所や少年院など、さまざまな現場での人と動物のかかわりについて書いているため、個々の項目はコンパクトですが、その分、たくさんの入口がある本になったのではないかと思います。たとえば、困難を抱える子どものための動物介在教育への興味からこの本を読んだ人が、補助犬と暮らす人々のことや、刑務所や少年院での動物とのかかわりについても知るなど、分野の垣根を越えた広がりが生まれることを願っています。
お手に取っていただけると嬉しいです。