犬が生きる力をくれた – 介助犬と人びとの物語


アメリカのある女子刑務所には、重罪を犯した受刑者たちが、捨て犬たちを引き取って介助犬に育てるという画期的なプログラムがある。犬たちは再び生きるチャンスを、受刑者たちは償いのチャンスを、そして障害を持つ人は介助犬を得てより自立した生活をするチャンスが与えられる。人を傷つけただけでなく自身も深く傷ついている受刑者たちが、犬によって心を開かれていく様子を3年近い取材で丹念に描く。

岩波書店:1999年 本体 2000円 + 税

Amazonでのご購入はこちらです